梅翁園 おにぎり梅

太平洋と緑の自然に囲まれた和歌山県で営業中の梅翁園は、創業昭和17年という長い歴史を持つ梅干し関連の商品の製造販売に特化した会社です。

単に工場で製造した商品を、問屋や小売店に卸す方法だけではなく、和歌山県の本社には広大な敷地を有する直営店があり、既にこのエリアでは人気のスポットとされています。

観光バスやマイカーでも十分な駐車スペースを確保しているので、遠方からのお客さんも多い人気店として営業中です。

使用している梅干しは、国内でも品質の高さで知られている南高梅を使っており、本来は塩見と酸味が特徴な食品になりますが、梅翁園では甘みやフルーティーさを実現した新しい梅干し作りを行っていて、既にヒット商品に成長している種類があります。

同じ種類の梅干しを使っても、非常に豊富な味付けから選べる商品作りは、何度訪れても飽きが来ることなく楽しめることも人気の理由です。

直営店では全ての梅干しの商品を販売していて、ご家庭用で食するために購入する商品と、お土産や贈答品として用いることができる商品も取り揃えています。

特にお土産として購入する商品は箱に入れられているために、梅干しの重みもあってきっと喜ばれる珍しいお土産品にすることが可能です。

これまでお土産のジャンルで人気商品といえば洋菓子や和菓子などが食品関連ではメインですが、梅翁園は新ジャンル的な存在で尚且つ希少性もあるので、いつもとは違ったお土産探しには非常に適しているとも判断できます。

和歌山県で営業をしているメーカーなので、東海地方から関西地方にお住いの方は、お店までいつでも向かうことができますが、遠く離れた方に向けてはインターネット上に公式サイトを開設しているので便利に利用可能です。

公式サイトには通販ショップを兼ね備えており、ご自宅用でも贈答品用でもいつでもネット通販として購入できます。

梅干しは賞味期限が長めなこともメリットになり、季節的な気温差に影響される可能性はありますが、年中にわたって注文することには食品の中でも優れている商品です。

他にも梅を利用したドリンクや、梅肉エキス、梅ジュースや梅酒など飲料系の商品も充実させており、利用するタイミングにより違いはありますが、スイーツ系の商品も製造販売しているので、梅の風味を堪能したい方や、珍しく他には無いお土産を探している方の場合は、小まめに来店するか、公式サイトからのネット通販を小まめにチェックすることで素敵な商品に巡り会えます。

梅翁園では、美味しく高品質な紀州南高梅を作っています。最高品質の紀州梅干しである証、「紀州特選梅干認定マーク」を取得しており、「紀州梅の会」によって定められたA級品の良質な梅干しを100％使用していることが証明されています。

梅干しに使用する梅の実は、樹の上で黄色く熟すまでじっくりと待ってから収穫したものを使用しており、大粒でなめらかな薄い皮が特徴です。

収穫した梅の実はすぐに塩漬けされて天日干しを行いますが、皮が薄くて柔らかいことから扱いには慎重さが求められます。

そのため、梅の実を傷つけないよう作業はすべて人の手で丁寧に行われています。

ちなみに梅干しの味ですが、昭和37年の先代の頃から受け継いだ伝統とこだわりのある味わいです。

ただ酸っぱいだけではなく、味わいのある独自の風味が特徴です。そのような味わいに至ったのは、「二段仕込み製法」の実現が可能となったためです。

この方法は、梅の実に軽く甘みを付けた後に、更に甘みの強い漬け込み液に浸します。

2度漬け込むことから作業にかかる時間も2倍になりますが、このようにじっくりと漬け込むことで上品な甘さの梅干しが完成します。

また、漬け込み液の種類を変えることで、様々な風味の梅干しができるようになりました。

はちみつの風味が印象的な梅干し、「スイートはちみつ」は人気商品ですし、様々な果物の果汁を使った「フルーツ梅干し」は新しい味わいで、ここでしか味わうことができません。

その他にも、黒糖に漬けた「黒みつ」梅干しもあります。もちろん定番のしそ漬け梅干しもあり、好みの塩分濃度で複数種類から選べるようになっています。

以上のような梅翁園こだわりの梅干しは、和歌山県日高郡にある店舗で購入できるほか、専用の通販サイトでも購入可能です。

梅干しだけでなく、梅酒や梅ジュース、梅エキスや梅肉エキスなどの様々な梅加工品も販売されていますので、好みに合わせて選択することができます。

梅エキスやドリンクなど特定の商品に関しては定期コースが設けられていますので、健康を意識して毎日摂取したい方は利用すると便利です。

加えて、個人用の購入だけでなく、個包装されて贈答用のボックスに入れられた商品も多数あるため、贈り物として購入することもできます。

梅翁園では時代の変化やニーズに合わせて、常に新しい美味しさを追求する方針を掲げています。

今後も他には無いような、新しい特徴を持った梅干しや梅の加工食品が誕生するかもしれません。